シニア・シルバー本気でパソコン革命―――、

 

広がりを見せるシニア層のパソコン利用、

最近、書店では高年齢層を対象にしたパソコンの入門書を見かけるようになってきました。少し前までは考えられなかったことです。ここでシニア層のパソコン動向に付いて考えてみたいと思います。

総務庁の統計では、昭和22年~24年生まれの50代前半の人口が他と比べて多いそうです。いわゆる団魂の世代です。このシニア世代はパソコンと出会った年代が高いため、パソコン嫌い・苦手という人も多いはず。できればパソコンを触らずにやり過ごしておきたいと思っているのかも。しかし長引く不景気でリストラ・倒産も他人事ではない。このようなときにパソコンを使えないようでは話にならない、と危機感を持つ人も増えているようです。

さらに上の世代、シルバー層にもパソコンは徐々に受け入れられ始めています。この世代は仕事も一段落して時間的に余裕もあるため、趣味や生き甲斐探し、ボケ予防といった意味を含めてパソコンにチャレンジするケースが多いようです。パソコンスクールにはシニア向け講座も増え、予約も2~3ヶ月待ちと言うこともあるとか。

現在、通産省がメロウ・ソサエティ構想により、高齢者のための情報化に付いてパソコンやネットワークなどの利用に力を入れています。メロウ・ソサエティ構想は、通産省の提唱する長寿社会対策および情報化政策のことで、メロウ・ソサエティ・フォーラムがその推進母体となって活動しています。また、全国の郵便局も高齢者向け無料パソコン教室を実施しており、行政レベルからのバックアップも進んでいます。

シニアにこそ意義のあるパソコン、

パソコンの第一目的になっているインターネット、でもインターネットは若者だけの特権ではありません。シニア世代にこそ利用してもらいたいものです。ホームページの利用は、今まで考えられなかったような情報を居ながらにして集めることができ、ホームページの作成にトライする方も増えています。おしゃべり好き・仲間作りの上手な女性は、この世代でも同じ、パソコンを覚えたシニア世代の女性は、電子メールを楽しみ、積極的にコミュニケーションに参加していくようです。

またパソコンを通じて、何かを学ぶ・達成するという面も重要です。パソコンは従来なかった新しい世界であり、新しい刺激を受け、頭が活性化するメリットもあります。ただ、無理をしないでゆっくりとマイペースで、諦めずに続けることが大切です。

シニア世代が当たり前にパソコンを使い、インターネットを利用する。今、ようやくそのような時代の入り口に差し掛かったような気がします。

 

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